プール学院中学校・プール学院高校 中学受験から大学受験まで解説!
中学受験・大学受験のプロが、「中学受験でプール学院中学校に合格したい」「プール学院中学校・プール学院高校のテスト対策・内部進学対策をしたい」「プール学院高校から難関大学に進学したい」といった学生・保護者様の要望にお応えするため、プール学院中学校・プール学院高校について、徹底的に解説いたします!
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プール学院中学校 中学受験対策
募集要項
プール学院中学校のホームページで公開されている、2022年度の募集要項から重要な情報を抜粋しました。
なお、2022年7月時点の情報のため、最新の情報は公式ホームページからご確認ください。
募集人数・選考方法
プール学院中学校では、全部で4つの日程が準備されているため、受験生にとって多くのチャンスがあります。
また、一部の日程を除くと国語・算数の2科目での受験が可能であることから、受験校の候補として挙がりやすいのではないでしょうか。
「一貫特進コース」「キリスト教大学推薦コース」については、転コース合格の制度があり、得点によって一貫特進コースは他の2コース、キリスト教大学推薦コースは総合特進コースへの合格の可能性があります。
また、一次B以外の入試では、英語検定の4級以上を取得していれば、5~20点の加点が行われます。
英語の教育に力を入れている学校であることからも、加点の対象となる4級以上は取得しておいた方が、入学してからの授業でも安心かもしれません。
なお、プール学院中学校では、合格者や点数などの入試結果は公表されていませんでしたので、省略とさせていただきます。
オススメの学習方法 ~中学受験編~
中学受験でプール学院中学校を目指すにあたり、目標とするコースの選択が非常に重要となってきます。
コースの選択にあたり、“将来どんな大学に進学させたいか”ということも考慮しなければなりません。
“国公立大学への進学”を第一に考えるのであれば「一貫特進コース」、“キリスト教系の私立大学”を目指す場合は「キリスト教大学推薦コース」と目標とすべきコースが変わります。
もちろん、プール学院中学校に合格しなければ元も子もありませんので、まずはしっかりと受験に向けた準備が必要になります。
中学受験では、小学校で指導してもらえる内容のみでは十分に戦うことは難しいですので、「塾や家庭教師に頼る」もしくは、「保護者様がマネジメントする」のいずれかで合格に向けて準備する必要があります。
NORITOとしては、「塾や家庭教師に頼る」という選択をしていただくことが、志望校合格への近道と考えています。
特に、個別指導塾では、学力面でのサポートのみでなく、モチベーションの管理や合格までの明確なプロセスやスケジュールの提示など、様々な面からサポートしてくれるのではないでしょうか。
プール学院中学校・プール学院高校
テスト対策・内部進学対策・大学受験対策
大学進学実績の分析
公式ホームページに掲載されている、プール学院高校の2022年の大学進学実績から一部を抜粋してまとめました。
主要な国公立大学への進学実績・指定校推薦枠
国公立大学では、上記以外の大学も含めると現役で12名が合格しています。
プール学院高校では国公立大学への進学者は少なく、現役生の10%以下となっています。
詳細な受験者数はわかりませんが、推薦での進学が重視されているようですので、国公立大学を志望する生徒は少ないのかもしれません。
また、プール学院高校での推薦は「キリスト教大学推薦コース」「総合特進コース」のみ利用できます。
キリスト教大学推薦コースは、関西・関東の有名キリスト教大学(文系)へ指定校推薦にて合格させることをうたっていますので、上記の表の大学を目標とすることになるかと思います。
通常の指定校推薦では、関関同立や産近甲龍をはじめとする関西の有名私立大学が選択できるようです。
オススメの学習方法 ~大学受験編~
プール学院高校は、大阪では中堅校に位置していますが、指定校推薦を上手く利用すれば、関西の難関私立大学への進学も夢ではありません。
指定校推薦は、学校のカリキュラムの攻略が非常に重要であり、中学校・高校を通じて優秀な成績を修めていないと、志望大学の枠を勝ち取ることはできません。
そのため、プール学院中学校に入学後は、学校でのカリキュラムを確実にこなして、定期テストで高得点を狙っていくことになります。
学校のカリキュラムの攻略は簡単なことではありませんが、個別指導塾では、その指導スタイルから生徒にあった学習スタイルを提案し、成功に導いてくれるのではないでしょうか。
プール学院中学校・プール学院高校の基本情報
概要
プール学院中学校・プール学院高校は、大阪市生野区にある女子校の私立中高一貫校です。
名前からも想像がつくかもしれませんが、キリスト教の理念を基にした教育が行われている学校でもあります。
1879年にイギリスの宣教師が開校した学校が起源ということもあり、英語教育や国際教育に力を入れているようで、海外への修学旅行やホームステイ、留学を通してグローバルな視点を身につけることができます。
プール学院中学校・高校では、スクールモットーとして「愛と奉 (caritas et ministerium:カリタス エト ミニステリウム)」を掲げています。
また、上記のモットーを体現するため、以下のような人間像を目指して生徒の指導に当たっています。
「他者の痛みを思い遣れる人間性と、その痛みを解決するたくましい知力をあわせもった人間」
- グローバルな視野に立ち、愛と教養を持って社会に貢献できる人間
- 精神的なもの、目に見えないものに価値を置き、他者に奉仕できる人間
- 困難や逆境に負けない忍耐力を持った問題解決のできる人間
コース
プール学院中学校では、「一貫特進コース」「キリスト教大学推薦コース」「総合特進コース」の3コースが設置されています。
なお、学年成績により年度末にコースの入替が実施されます。
また、中学受験にて入学した生徒は中高一貫教育のため、高校からの入学生とは別のカリキュラムで進行します。
一貫特進コース
国公立や難関私立大学を目指すための選抜コースです。
豊富な授業時間数と受験に重要な5教科を重視のカリキュラムで、大学受験に向けた対策を強化しています。
キリスト教大学推薦コース
指定校推薦にてキリスト教大学への進学を目指すコースです。
関西・関東の有名キリスト教大学(文系)への進路を拓くと共に、リトリートキャンプやボランティア活動などを通じて、豊かな人格形成を実践すると共に、英語コミュニケーション能力も育みます
総合特進コース
自分らしさを活かし、希望の分野で活躍できる人材を育むコースです。
高校から「特進コース」「国際コース」「総合芸術コース(音楽系・美術系・舞台芸術系)」に分かれ、希望の進路を目指します。
プール学院中学校・プール学院高校の口コミ・評判
インターネット・SNSにあるプール学院中学校・プール学院高校の口コミや評判について、独自に調べてまとめました。
中学校
- 英語の教育には力が入っている
- 校則が厳しめ
高校卒業までに英検2級に全員合格させることを前提に指導しているため、中学校の段階から手厚いサポートが行われているかと思います。
また、校則に関しては、私立中高一貫校では定番であり、特別厳しいわけではなさそうです。
高校
- 指定校推薦の枠が多い
- 一般入試での進学を考えるであれば相当な頑張りが必要
中堅校であっても、関西の私立難関大学である関関同立に進学できるチャンスが多いのが私立中高一貫校の特徴です。
国公立大学への進学を目指すコースもありますが、進学実績からもわかるようになかなか厳しいのが現実です。
最初から指定校推薦を狙って入学するということも1つの手段かもしれません。