追手門学院小学校から中学受験ー進学実績・口コミ・塾を紹介ー
追手門学院小学校は、大阪城の近くにある、大学のように綺麗な小学校です。
本記事では、追手門学院小学校について、教育方針や進学実績、口コミなどを中心に解説いたします。
追手門学院小学校に通学されている方にとって、中学校へ進学する際に有益となる情報を発信いたしますので、最後までお読みいただけますと幸いです。
目次(読みたいところまでジャンプ!)
追手門学院小学校の概要
追手門学院小学校は、1888年に創設された西日本で最も歴史のある私立小学校です。
学校法人追手門学院が運営しており、中学校、高校、大学と内部進学を利用することで追手門ブランドのみで学生生活を過ごすことも可能です。
小学校受験を経験した優秀な生徒しかいないことも魅力の1つですが、追手門学院小学校の校舎・設備にも圧倒されます。
子どもの視点からするとワクワクするような近未来感を感じられる見た目と、IT化した現代でも通用するような設備が整っております。
特に、学校全体でICTの活用には取り組んでおり、
- 1人1台のタブレットPC(Surface Go)を使用
- 校内Wi-Fi完備
- ほとんどの教室に電子黒板、レーザプリンタを設置
といった公立小学校では実現が難しい素晴らしい環境が整えられています。
例年140名前後の生徒を募集しており、1学年4クラスずつの編成と決まっております。
学校独自のカリキュラム編成により、小学6年生の2学期までで小学校の学習内容を完了させることで、中学進学に向けた学習時間を設けています。
また、小学6年生では、国語、算数、社会、理科の4教科の授業に関して、進学希望に応じたコース別クラスが編成され、生徒の志望校合格に向けて学校全体で充実したサポート体制が敷かれています。
教育方針
追手門学院小学校の教育方針について、紹介いたします。
教育理念としては、追手門学院全体での共通の「社会有為の人材育成」を掲げており、これを達成するため「敬愛」「剛毅」「上智」の3つの教育目標を掲げています。
- 敬愛:人を尊敬する 自然を尊敬する 自らを愛する
- 剛毅:剛健なる身体 強靭なる精神力
- 上智:知識と知恵 求道心
なお、上記の教育目標を生徒にわかりやすいで届けるべく、児童目標として「高い学力」「強い体」「ねばり強い心」「親切」の4つをすべての教室に掲示しています。
私立中学校への進学実績
追手門学院小学校の進学実績について、紹介いたします。
本記事では、公式ホームページに掲載されている令和元年度から令和3年度までの累計の進学実績から一部を抜粋しています。
内部進学先の中学校には、例年約20名程度しか進学していません。
例年約130~140名程度を募集していることから、追手門学院小学校に入学した生徒のほとんどは、中学受験にて他の中高一貫校へ進学していることとなります。
小学校受験をするくらいの優秀な生徒が集まっていますから、内部進学先である追手門学院大手前中学校・追手門学院中学校では思い描いている進路が実現できないと考えているご家庭が多いのかもしれません。
アクセス
追手門学院小学校のアクセスについて、紹介いたします。
校舎は、大阪市中央区にあり、系列校である追手門学院大手前中学校・高校の隣です。
京阪本線・地下鉄谷町線 天満橋駅から徒歩7分、JR東西線・学研都市線 大阪城北詰駅から徒歩10分の距離にあり、大阪駅や天王寺駅などの中枢となる駅からのアクセスも容易です。
大阪駅や天王寺駅などの主要な駅からは少し距離がありますし、最寄り駅からも徒歩10分近くと駅に隣接しているわけではありませんので、低学年の間は少し負担が大きいかもしれません。
追手門学院小学校の口コミ・評判
インターネットやSNSの追手門学院小学校に関する口コミや評判について、独自に調べてまとめました。
全体的な評判
追手門学院小学校は、ほとんどの生徒が中学受験で外部の学校に進学することから、小学6年生の後半では、受験に向けて少しギスギスした雰囲気となるようです。
そのような中でも、「先生方が細やかな気配りをしてくれるので、ありがたかった」「受験直前に行われる志望校のレベルに応じたクラス分けは良い。下手したら塾に通わなくても志望校に合格できそう」という口コミもあり、学校として生徒の進路実現に向けたサポート体制が敷かれていることが分かります。
ただし、中学受験で関西エリアの難関校に多くの合格者を輩出するような学校ですので、優秀な生徒が多く在籍していますが、賢いということが裏目に出てしまっているケースも生じているようです。
「生徒が先生を煽ったりおちょくったりして、まともに授業が進まないことが多々ある」など、生徒が優秀であるが故に…という口コミも見受けられました。
特に中学受験を控える小学6年生は12歳という、ちょうど思春期に差し掛かるタイミングですし、志望校合格に向けて精神的にも不安定になる時期でもあります。
ストレスの発散として上記のようなことをしてしまう生徒もいますが、危険な状態であることには違いありません。
心のケアは難しいことですが、根気強く向き合う姿勢が大事かもしれません。
中学進学に向けたオススメの学習方法
公立小学校と比較して、難易度が高い発展学習に触れる機会が設けられるなど、恵まれた環境が整えられていることは明らかです。
しかし、追手門学院小学校では、外部の中学校に進学する方も多いことから、中学年から高学年に向けて勉強に対する意識に違いが生まれているのではないでしょうか。
外部への進学を基本に考える場合は、中学受験に向けて大手の集団指導の塾に通塾されるパターンが多いものの、私立小学校に通っているアドバンテージを活かした指導がなされていないのが実情です。
私立小学校で過ごしたアドバンテージを中学校・高校、そして大学進学に活かしませんか?